Bリーグのアワードと受賞者一覧
Bリーグ
Bリーグは、日本のプロバスケットボールリーグです。2016年に発足し、現在はB1とB2の2つのディビジョンに分かれています。毎年、Bリーグでは、各ディビジョンやカテゴリーごとに優秀な選手やチームを表彰するアワードを開催しています。この記事では、最新の2021-22シーズンのアワードと受賞者一覧を紹介します。
公開日:2023-04-03
レギュラーシーズン 最優秀選手賞(MVP)
レギュラーシーズン 最優秀選手賞は、B1とB2のそれぞれで、レギュラーシーズンを通じて最も活躍した選手に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
川崎ブレイブサンダース所属の藤井祐眞選手が初めて受賞しました。藤井選手は、平均16.4得点・5.9アシスト・4.7リバウンド・1.6スティールというオールラウンドな成績を残し、チームのB1優勝に大きく貢献しました。また、ベストディフェンダー賞やベストタフショット賞も同時に受賞し、Bリーグ史上初の3冠達成という快挙を成し遂げました。
B2
香川ファイブアローズ所属のテレンス・ウッドベリー選手が初めて受賞しました。ウッドベリー選手は、平均23.7得点・6.9リバウンド・4.0アシストという高い数字を記録し、チームのB2優勝に大きく貢献しました。また、3ポイント成功率も40.5%と高く、外からも内からも得点力を発揮しました。
レギュラーシーズン ベストファイブ
レギュラーシーズン ベストファイブは、B1とB2のそれぞれで、レギュラーシーズンを通じて最も活躍した5人の選手に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
- • 富樫勇樹(千葉ジェッツ):6年連続6回目
- • 藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース):3年連続3回目
- • ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース):2年連続4回目
- • 安藤誓哉(島根スサノオマジック):初受賞
- • ドウェイン・エバンス(琉球ゴールデンキングス):初受賞
B2
- • 石川海斗(熊本ヴォルターズ):初受賞
- • LJ・ピーク(熊本ヴォルターズ):初受賞
- • テレンス・ウッドベリー(香川ファイブアローズ):初受賞
- • アイザック・バッツ(越谷アルファーズ):初受賞
- • ダニエル・ミラー(仙台89ERS):初受賞
新人賞
新人賞は、B1とB2のそれぞれで、そのシーズンがプロデビュー戦となった選手の中で最も活躍した選手に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
シーホース三河所属の西田優大選手が初めて受賞しました。西田選手は、平均10.8得点・4.0リバウンド・1.8アシストという成績を残し、チームのプレイオフ進出に貢献しました。また、3ポイント成功率も38.9%と高く、外からも脅威となりました。
B2
群馬クレインサンダース所属のトレイ・ジョーンズ選手が初めて受賞しました。ジョーンズ選手は、平均18.7得点・8.0リバウンド・1.7アシストという成績を残し、チームのB2優勝に大きく貢献しました。また、リバウンド王やベスト3P成功率賞の候補にもなるなど、多才なプレイヤーとして注目されました。
ベスト6thマン
ベスト6thマンは、B1で、レギュラーシーズンの出場試合数の半数以上で先発出場しなかった選手の中で最も活躍した選手に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
千葉ジェッツ所属のクリストファー・スミス選手が初めて受賞しました。スミス選手は、平均12.5得点・4.0リバウンド・2.0アシストという成績を残し、チームの年間優勝に貢献しました。また、3ポイント成功率も40.8%と高く、途中出場からでもインパクトを与えることができました。
ベストディフェンダー賞
ベストディフェンダー賞は、B1で、レギュラーシーズンを通じて最も優れたディフェンス力を発揮した選手に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
川崎ブレイブサンダース所属の藤井祐眞選手が3年連続3回目となる受賞を果たしました。藤井選手は、平均1.6スティールを記録するとともに、相手チームのエースや得点源を抑え込むことができました。また、MVPやベストタフショット賞も同時に受賞し、オフェンスだけでなくディフェンスでもチームを牽引する存在として評価されました。
ベストタフショット賞
ベストタフショット賞は、B1で、レギュラーシーズン中に見せた難易度の高いシュートやプレイに対して贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
秋田ノーザンハピネッツ所属の中山拓哉選手が初めて受賞しました。中山選手は、「バスケットLIVE」On Fire大賞も同時に受賞するなど、多くの見事なプレイを見せました。特に印象的だったのは、第38節富山戦で決めた逆転劇的ブザービーターです。このプレイは、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2021-22」でも再生されました。
最優秀ヘッドコーチ賞
最優秀ヘッドコーチ賞は、B1とB2のそれぞれで、レギュラーシーズンを通じて最も優秀な指導力を発揮したヘッドコーチに贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
宇都宮ブレックス所属の安齋竜三ヘッドコーチが初めて受賞しました。安齋ヘッドコーチは、チームをB1優勝に導くとともに、リーグ最高のディフェンス力やバランスの取れたオフェンス力を構築しました。また、若手選手や日本代表選手の育成にも貢献しました。
B2
ファイティングイーグルス名古屋所属の松本晃ヘッドコーチが初めて受賞しました。松本ヘッドコーチは、チームをB2優勝に導くとともに、リーグ最高の得点力や3ポイント成功率を持つ攻撃的なチームを作り上げました。また、多くの選手が個人的な成長を遂げることができました。
最優秀審判賞
最優秀審判賞は、Bリーグ全体で、レギュラーシーズン中に最も優秀な審判業務を行った審判員に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
Bリーグ
加藤誉樹審判員が6年連続6回目となる受賞を果たしました。加藤審判員は、試合中に冷静かつ正確なジャッジメントを行うだけでなく、試合前後にも選手やコーチと積極的にコミュニケーションを取ることで信頼関係を築いています。また、若手審判員の指導や育成にも熱心に取り組んでいます。
リーダーズ表彰(得点王・アシスト王など)
リーダーズ表彰は、B1とB2のそれぞれで、レギュラーシーズン中に各種統計項目でトップだった選手に贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
B1
- • 得点王:ショーン・ロング(レバンガ北海道):平均25.0得点(初受賞)
- • アシスト王:富樫勇樹(千葉ジェッツ):平均6.4アシスト(2年ぶり2回目)
- • リバウンド王:セバスチャン・サイズ(アルバルク東京):平均12.4リバウンド(初受賞)
- • スティール王:パブロ・アギラール(川崎ブレイブサンダース):平均1.6スティール(初受賞)
- • ブロック王:アレックス・デイビス(秋田ノーザンハピネッツ):平均1.5ブロック(2年連続2回目)
- • ベスト3P成功率賞:狩野祐介(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ):成功率52.9%(2年連続2回目)
- • ベストFT成功率賞:橋本竜馬(レバンガ北海道):成功率92.0%(初受賞)
B2
- • 得点王:LJ・ピーク(熊本ヴォルターズ):平均23.7得点(初受賞)
- • アシスト王:俊野達彦(愛媛オレンジバイキングス):平均6.2アシスト(初受賞)
- • リバウンド王:アイザック・バッツ(越谷アルファーズ):平均14.0リバウンド(2年連続2回目)
- • スティール王:マイルズ・ヘソン(佐賀バルーナーズ):平均2.2スティール(初受賞)
- • ブロック王:ベンジャミン・ローソン(熊本ヴォルターズ):平均1.8ブロック(初受賞)
- • ベスト3P成功率賞:河野誠司(山形ワイヴァンズ):成功率43.7%(初受賞)
- • ベストFT成功率賞:道原紀晃(西宮ストークス):成功率85.5%(初受賞)
特別表彰(BREAK THE BORDER賞など)
特別表彰は、Bリーグ全体で、レギュラーシーズン中に特に顕著な功績や貢献をした選手やチームに贈られる個人表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
BREAK THE BORDER賞
BREAK THE BORDER賞は、Bリーグの理念である「BREAK THE BORDER」を体現した選手やチームに贈られる特別表彰です。2021-22シーズンの受賞者は以下の通りです。
- 沖縄アリーナ/琉球ゴールデンキングスが初めて受賞しました。沖縄アリーナは、日本最大級のバスケットボール専用施設として2020年10月に開業しました。琉球ゴールデンキングスは、沖縄アリーナを本拠地として活動し、多くのファンや地域社会とつながりを深めました。また、沖縄アリーナでは、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2021-22」や「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」などの大会も開催されました。沖縄アリーナと琉球ゴールデンキングスは、Bリーグの発展や魅力向上に大きく貢献しました。
- B.LEAGUEファンの皆様が初めて受賞しました。B.LEAGUEファンの皆様は、新型コロナウイルスの影響で大きな制約や変化があった中でも、Bリーグに対する熱い応援やサポートを続けました。また、オンラインやSNSなどを通じて、Bリーグの情報や感動を共有し、バスケットボール文化の発展に貢献しました。B.LEAGUEファンの皆様は、Bリーグの最大のパートナーとして、BREAK THE BORDER賞にふさわしい存在です。
マスコットオブザイヤー
川崎ブレイブサンダース所属のロウルが初めて受賞しました。ロウルは、試合会場やSNSなどで多くのファンと交流し、チームや選手への応援を盛り上げました。また、他チームのマスコットとも仲良くなり、バスケットボール界全体を明るく楽しくしました。ロウルは、「マスコットオブザイヤー 2021-22」特設サイトで行われたファン投票でもトップだったことからも人気が高いことが分かります。
まとめ
以上が、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2021-22」で発表されたアワードと受賞者一覧です。2021-22シーズンは新型コロナウイルスの影響で多くの困難や変化がありましたが、それでも多くの選手やチームが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。また、ファンや関係者もBリーグに対する熱い支持や協力を続けてくれました。これらすべてに感謝しながら、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2021-22」では各アワードに華やかな称賛を送りました。
よくある質問
• 統計データ(得点・アシスト・リバウンドなど)
• チームの成績や貢献度
• ファン投票やメディア投票の結果
• Bリーグ関係者や専門家の意見
• オールスターゲーム:毎年1月に行われるBリーグ選抜チーム同士のエキシビジョンマッチです。ファン投票で選ばれた選手やコーチが出場します。
• ベストプレイ:毎月行われるBリーグ公式YouTubeチャンネルで発表されるプレイランキングです。その月に見せた最も素晴らしいプレイを集めています。
• ウィークリーMVP:毎週行われるBリーグ公式サイトで発表される個人表彰です。その週に最も活躍した選手を選びます。
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