NBAの公式ボールの歴史と秘密
ボールサイズなど徹底解説NBA

NBAの公式ボールの歴史と秘密 ボールサイズなど徹底解説

公開日:2023-05-17

はじめに


NBAの公式ボールとは何か

NBAといえば、世界最高峰のバスケットボールリーグです。そのNBAで使われるボールは、どんなものなのでしょうか。NBAの公式ボールは、レザー製で、オレンジ色に黒い線が入ったものです。サイズは9.5インチ(約24センチ)で、重さは22オンス(約623グラム)です。また、NBAロゴとスポンサー企業のロゴが入っています。

NBAの公式ボールが変わった理由

NBAの公式ボールは、リーグの歴史とともに変化してきました。その変化には、技術的な進歩やプレイスタイルの変化、プレイヤーの意見やファンの反応など、様々な要因が影響しています。では、具体的にどんな変化があったのでしょうか。次の章では、NBAの公式ボールの歴史を紹介します。

NBAの公式ボールの歴史


初代:1946年から1970年まで

NBAが誕生した1946年から1970年まで、初代の公式ボールが使われました。このボールは、ラテックス製で、茶色に白い線が入っていました。また、8つに分かれたパネルがありました。このボールは、当時のバスケットボールに一般的なものでしたが、テレビ中継が普及するにつれて問題が生じました。茶色のボールは、白黒テレビでは見づらくなってしまったのです。

2代目:1970年から1983年まで

そこで、1970年から2代目の公式ボールが導入されました。このボールは、レザー製で、オレンジ色に黒い線が入りました。また、8つだったパネルが10個に増えました。このボールは、テレビ中継に適した明るい色であり、プレイヤーにも好評でした。しかし、このボールにも問題がありました。レザー製だったため、新品の状態では滑りやすくなってしまいました。

3代目:1983年から2006年まで

そこで、1983年から3代目の公式ボールが導入されました。このボールは、2代目と同じくレザー製でオレンジ色に黒い線が入っていましたが、パネルが8個に戻されました。また、新品でも滑りにくくするために、表面に凹凸をつける工夫がされました。このボールは、長期間にわたって使用されることになりました。この間にも、NBAではマジック・ジョンソンやマイケル・ジョーダンなどのスター選手が登場し、バスケットボール人気が高まりました。

4代目:2006年から2007年まで

しかし、2006年から4代目の公式ボールが導入されることになりました。このボールは、レザー製ではなく合成素材製であり、パネルも交差する線ではなく円形に配置されていました。また、表面にマイクロファイバーを使用することで、よりグリップ力を高めることを目指していました。このボールは、技術的な革新を試みたものでしたが、プレイヤーからは不評でした。合成素材製だったために手や指を切ったり火傷したりすることが多くなりましたし、プレイ感覚も変わってしまいました。また、ファンからも批判されました。

5代目:2007年から現在まで

そこで、2007年から5代目の公式ボールが導入されました。このボールは、3代目と同じくレザー製でオレンジ色に黒い線が入りますしパネルも8個です。ただし表面凹凸やロゴデザインなど細部は異なります。このボールは現在も使用されておりますしプレイヤーやファンからも好評です。

NBAの公式ボールの秘密


製造工程と品質管理

NBAの公式ボールはどうやって作られているかご存知ですか?実は非常に厳格な製造工程と品質管理が行われています。NBAの公式ボールを作っている会社はスポルディング社というアメリカ最古・最大級・最高級品質を誇るバスケット用品メーカーです。

スポルディング社では以下ような工程を経てNBA用球を作っています。

  • • レザー素材を選別しカットする。
  • • レザー素材を染色し乾燥させる。
  • • レザー素材を加工し表面凹凸やロゴをつける。
  • • レザー素材を接着剤で貼り合わせる。
  • • レザー素材を空気圧機械で成形する。
  • • レザー素材をラバーブラダー(空気袋)やナイロンライニング(裏地)と組み合わせる。
  • • レザー素材を縫い合わせる。
  • • レザー素材を空気圧機械で再度成形
  • • レザー素材を検査し不良品を除外する。
  • • レザー素材に空気を入れる。
  • • レザー素材を最終検査し出荷する。

このように、NBAの公式ボールは一つ一つ丁寧に作られています。また、出荷されたボールはNBAの品質管理チームによってさらに検査されます。ボールのサイズや重さ、バウンド力や空気圧などが規定値に合っているかどうかを確認します。また、ボールの表面の状態やロゴの位置などもチェックします。このように、NBAの公式ボールは厳しい基準をクリアしたものだけが使用されます。

プレイヤーとの関係

NBAの公式ボールはプレイヤーとの関係も重要です。プレイヤーはボールを使って試合をするわけですから、ボールの感触や操作性が気になります。プレイヤーは自分の好みに合わせてボールに空気を入れたり出したりします。また、新品のボールは滑りやすいため、プレイヤーは試合前にボールをこすったり叩いたりして馴染ませます。プレイヤーは自分のパフォーマンスに影響するだけでなく、ボールに対する愛着や信頼感も持ちます。

ファンとの関係

NBAの公式ボールはファンとの関係も重要です。ファンはボールを見て試合を楽しみます。また、ファンは自分もNBAの公式ボールを手に入れてプレイしたりコレクションしたりします。NBAの公式ボールはファンにとって憧れや思い出の象徴です。ファンは自分の好きなチームや選手のサインが入ったボールを大切にします。また、ファンは試合中に投げ込まれたボールをキャッチしたり、試合後にプレイヤーから贈られたボールを受け取ったりします。ファンはその瞬間を忘れられない喜びと感動を味わいます。

まとめ


以上が、NBAの公式ボールについての記事でした。NBAの公式ボールは、リーグの歴史とともに変化してきました。その変化には、技術的な進歩やプレイスタイルの変化、プレイヤーの意見やファンの反応など、様々な要因が影響しています。NBAの公式ボールは、厳格な製造工程と品質管理が行われています。また、プレイヤーとファンとの関係も深くあります。NBAの公式ボールは、バスケットボール界における最高峰のシンボルです。

よくある質問


A: NBA以外のバスケットリーグでは、各リーグや大会ごとに異なるメーカーや素材やデザインのボールが使われています。例えば、FIBA(国際バスケット連盟)では日本企業であるMolten社製で合成素材製で赤と白色が入ったデザインのものが使われています。

A: NBAで使われる公式ボールは、スポルディング社やNBAストアなどで販売されています。ただし、価格は高くなっていますし在庫も少ない場合があります。

A: NBAで使われる公式ボールと同じような感触や操作性を持つ安価な代替品として、スポルディング社製で合成素材製でオレンジ色に黒い線が入ったデザインのものがあります。これはNBAオフィシャル・レプリカ・バスケット・オフィシャル・サイズ・7と呼ばれています。

A: NBAで使われる公式ボールにサインを入れる方法として、以下ようなものがあります。
o 試合会場でプレイヤーに直接頼む。
o プレイヤーが参加するイベントやキャンペーンに応募する。
o プレイヤーが所属するチームやエージェントに連絡する。
o オークションサイトやオンラインショップで購入する。

A: NBAで使われる公式ボールを手入れする方法として以下ようなものがあります。
o 汚れたら柔らかい布やブラシで優しく拭く。
o 湿気や直射日光から避けて保管する。
o 定期的に空気圧を調整する。
o 破損したら修理するか交換する。

この記事に関連する記事


NBAの3&D選手とは何か?その重要性と魅力に迫る

3&D選手とは、バスケットボールの用語で、3ポイントシュートとディフェンス(防御)の両方に優れた選手のことを指します。3ポイントシュートは、コートの外側から放たれる得点力の高いシュートで、ディフェンスは、相手の攻撃を阻止する能力です。3&D選手は、この2つの能力を高いレベルで持ち合わせており、チームに貢献する選手として評価されています。

2023-11-30

NBAのストレッチフォーについて

ストレッチフォーとは、パワーフォワードと呼ばれるポジションの選手のうち、3ポイントシュートが得意な選手のことです。パワーフォワードは通常、リバウンドやディフェンスに重点を置くポジションで、ペイントエリアと呼ばれるバスケットの近くでプレイすることが多いです。

2023-11-30

NBAのグルーガイについて

グルーガイとは、チームの勝利に貢献するが、目立たない役割を果たす選手のことです。彼らはスタッツには現れないが、チームの結束や防御やプレイメイキングなどに重要な影響を与えます。

2023-11-30

身長は関係ない!低身長のNBA選手たちの驚異的な活躍
身長は関係ない!低身長のNBA選手たちの驚異的な活躍

NBAは世界最高峰のバスケットボールリーグですが、その中には身長が低い選手たちもいます。彼らはどのようにしてNBAで活躍することができたのでしょうか?

2023-05-15

NBA殿堂入りとは?その歴史と選考基準、そして注目の候補者たち
NBA殿堂入りとは?その歴史と選考基準、そして注目の候補者たち

NBA殿堂入りとは、バスケットボール界で最高の栄誉とされる、バスケットボール殿堂(Naismith Memorial Basketball Hall of Fame)に選ばれることを指します。

2023-05-15

NBAの永久欠番とは?その歴史と意義、現在と未来
NBAの永久欠番とは?その歴史と意義、現在と未来

NBAの永久欠番とは、そのチームで特に功績のあった選手やコーチの背番号を、二度と他の選手が着用できないようにする制度です。

2023-05-15

NBAの平均年俸はいくら?選手たちの給料事情を徹底分析!
NBAの平均年俸はいくら?選手たちの給料事情を徹底分析!

NBAの選手たちは、世界中のスポーツ選手の中でも最も高い年俸を得ています。では、NBAの平均年俸はいくらなのでしょうか?

2023-05-15

NBAのサラリーキャップとは? 仕組みや種類、例外規定などを徹底解説
NBAのサラリーキャップとは? 仕組みや種類、例外規定などを徹底解説

NBAのサラリーキャップとは、チームが選手に支払うことができる年俸の上限額のことです。

2023-05-15

NBAの公式ボールの歴史と秘密 ボールサイズなど徹底解説
NBAの公式ボールの歴史と秘密 ボールサイズなど徹底解説

NBAで使われるボールは、どんなものなのでしょうか。NBAの公式ボールは、レザー製で、オレンジ色に黒い線が入ったものです。

2023-05-15

NBAのバイアウトについて。仕組みとメリットやデメリットを解説
NBAのバイアウトについて。仕組みとメリットやデメリットを解説

バイアウトとは、チームと選手が契約を解消する際に、選手が残りの契約金の一部を放棄することで合意することです。

2023-05-15

NBAの契約ルールを徹底解説!選手やチームが知っておくべきポイントとは?
NBAの契約ルールを徹底解説!選手やチームが知っておくべきポイントとは?

選手たちは、高い技術や才能だけでなく、複雑で独特な契約ルールにも対応しなければなりません。

2023-05-15

注目記事


3P(スリーポイント)とは 3PM,3PA,3P%を解説

NBA観戦は、世界最高レベルのバスケットボールを見ることができるだけでなく、様々なデータや統計を楽しむこともできます

2023-04-03

記事を読む

'RPM(リアルプラスマイナス)とは

本記事では、NBA観戦に興味がある読者向けに、詳しくリアルプラスマイナス(RPM)という評価指標について解説します。

2023-04-03

記事を読む

PER(プレイヤー・エフィシェンシー・レーティング)とは

この記事では、PERの定義や計算方法、メリットやデメリット、歴代のPERトップ10などを紹介します。

2023-04-03

記事を読む

DRtg(ディフェンス・レーティング)とは

チームや選手のオフェンスとディフェンスの効率性を表す指標で、NBAの公式サイトや専門サイトでよく見かけるものです

2023-04-03

記事を読む

Bリーグの歴史

この記事では、Bリーグが誕生するまでのプロリーグ構想の流れや、分裂と統合を繰り返したトップリーグの歩み、そしてBリーグが目指すビジョンや展望について解説する。

2023-04-03

記事を読む

WNBAの歴史:女子バスケットボールの発展と挑戦

この記事では、WNBAの歴史を振り返り、その発展と挑戦について紹介します。

2023-04-03

記事を読む